【マンガで説明😃】セレンって何?

かなり存在感が薄い「セレン」ですが、

体には必要不可欠なものなんです。セレンちゃんからお話を聞いてみましょう!

🔶セレン

セレン





セレンとは?

セレンの紹介

[解説]

セレンはミネラルであり、別名、セレニウム(selenium)とも言います。穀類にも含まれます。

成人の体内には15mgくらい含まれています。

働きと過剰症

セレン欠乏と中毒

[解説]

体内では、イオウ、ヒ素、カドミウム、水銀などと拮抗作用を示し、それらの毒性を軽減させる役割があります。また、スーパーオキシドジスムターゼグルタチオンペルオキシダーゼという酵素の材料になり、抗酸化作用に関わります。

この他にも、甲状腺ホルモンの活性化にも関わります。

セレンが欠乏すると、下肢の筋肉痛、皮膚の乾燥 、がんのリスクの増大、克山病(こくざんびょう)などが起こります。

克山病とは、心筋壊死をともなう心疾患で、土壌中にセレンの含有量が極端に少ない土地で起こります。日本にはセレンの少ない地域はありませんが、中国東北部はセレンが少ない地域のため、このような病が発症する恐れがあります。


また、セレンが過剰になると脱毛や胃腸症状、神経障害、呼吸困難、腎不全、脱毛や爪の変形、免疫機能の低下などが起こる恐れがあります。

「日本人の食事摂取基準2015年版(厚生労働省)」で推奨される量は、最も多く消費する年齢でも男性で35μg、成人女性で25μgです。

日本の平均摂取量は100μg程度なので、普通の食生活をしていれば、わざわざサプリメントで摂る必要はありません。



セレナとは?


日産のミニバンです。



名前の由来は、スペイン語で「晴々とした」「穏やかな」という意味からとったそうですよ。




ちなみにセレンはギリシア語の「月」から来ているそうです。



セレンの特徴まとめ


・肉、魚、海藻などに含まれる

・欠乏すると克山病(心疾患)

・過剰症あり

・日本人は元々セレンの摂取量が多く、サプリメント摂取から過剰になることがある。




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