【マンガ】転写/翻訳/セントラルドグマ/鋳型についてわかりやすく説明!

転写・翻訳・セントラルドグマについての説明って、教科書には結構難しく書いてありますよね。

そのまどろっこしい書き方ゆえ、理解できていない人が多いです!

しかし!このページを読めば、あなたも必ず理解できます!!!

🔶転写・翻訳・セントラルドグマ

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転写・翻訳


転写



転写1
転写2

転写とは、DNAの情報mRNA(メッセンジャーアールエヌエー:伝令RNA)写すことです。

メッセンジャーには「伝言などを送り届けるもの」という意味があります。

mRNAは核から抜け出しリボソームへ移動します。

ここでは冊子風にしましたが、本当はmRNAは長いリボンみたいな形をしています。



翻訳


翻訳1
翻訳2

翻訳とは、mRNAの情報を解読して、リボソーム内でタンパク質を合成することです。


最初に情報が解読されたら、タンパク質を合成するための材料が必要となります。

タンパク質の材料はアミノ酸なので、アミノ酸をリボソームへ運んでこなければなりません。

そこで登場する運び屋さんがtRNA(トランスファーアールエヌエー)です。
トランスファーには「運ぶ」という意味があります。

タンパク質が作られる「リボソーム」という器官はrRNA(リボソームアールエヌエー)で構成されています。


アミノ酸はたくさんの種類があるので、それだけtRNAが必要です。



転写・翻訳が行われる場所


・転写は細胞の核の中で行われます。

・翻訳は、細胞のリボソームので行われます。


細胞質

1つの細胞に核は1つしかありませんが、リボソームはいっぱいあります。

ちなみにアミノ酸が漂っている場所は細胞質基質なので、tRNAは、細胞質基質からリボソームへアミノ酸を運んでいます。



セントラルドグマとは?


DNAを複製したり、DNAを転写してmRNAにしたり、翻訳してタンパク質を合成するという遺伝情報の流れのことをセントラルドグマといいます。

セントラルドグマの図


セントラルドグマ

複製とはDNA全体が完コピされることです。

一方、転写ではDNAの一部の情報のみがコピーされ暗号化されています。



ではここで問題だ!「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(アニメ)」第50話のタイトルは?!



「セントラル動乱」だ!




セントラルドグマの場所


・複製は核の中でおこります。

・転写・翻訳は前の記述した通り、核とリボソームです。



発現とは?


新しいタンパク質が作られるために遺伝子がはたらくことを、教科書では「発現」と説明しています。難しく書いていますが、普通に「現れる」ことです。

遺伝子が「発現」すると、それが持つ情報に従ってタンパク質がつくられます。

遺伝子の発現の第一段階は転写です。




鋳型とは?


教科書によっては、「DNAの鋳型鎖と相補的な塩基をもつRNA」と書いてあるものがありますよね。

鋳型(いがた)って分かります?


鋳型とは1
鋳型とは2
鋳型とは3


広辞苑にはこんな風に書いてあります。


①溶かした金属を注入して鋳物の形をつくるための型。その材料によって砂型・金型などがある。范はん。鎔笵。

②一般に、形をつくるための型。

(広辞苑より引用)

あなたは歯の治療で、銀歯などの被せ物を作ったことはありますか?

銀歯は、虫歯を削り取った後のポッカリ空いた穴にピッタリはめて取れないようにしなければなければなりません。

銀歯を作るためには、穴のあいた歯の形を正確に記録する必要があります。

それにはまず型を取る必要があります。この型が鋳型です。そしてこの型を使って銀歯を形成します。


DNAは二本の鎖でできているのですが、片方の鎖が原本であり、もう1本の鎖は原本の鋳型鎖です。

この鋳型鎖を使ってかたどり、暗号化したものがmRNA。

実はmRNAは原本を直接コピーしているわけではなく、わざわざ鋳型を使っているのです。



スプライシングとは?


つくられたRNAには、必要な部分無駄な部分が存在します。無駄な部分を切り捨て、必要な部分だけを残す作業をスプライシングと呼びます。

スプライシングによって余分な部分が省かれたものがmRNAと呼ばれます。

銀歯を作るときにちょっとはみ出た部分を削る感じですね。



マンガの元ネタ





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