【マンガ】サイトカインとは ?わかりやすく説明!

「サイトカイン」って、教科書を読んでもよくわかりませんよね。

でも本当はめっちゃ簡単なんですよ!漫画を描いたので読んでみてくださいな♪


🔶サイトカインとは

saitokain





サイトカインは現在、数百種類も発見されています。

その中から一番わかりやすいものと、一番有名なものを抜粋して漫画にしてみました。

一番わかりやすいサイトカイン


レプチン

レプチン2

「レプチン」というサイトカイン。一般の教科書なんかにはあまり載っていませんが、おもしろい働きをするサイトカインでしょう。

なんと、体に脂肪がたまってきたら、これ以上太らないように、脳に伝えるんですよ。

「レプチン」という名前はギリシャ語の「痩せる(レプトス)」から名づけられたそうです。そう、体を痩せさせるサイトカインなんです。画期的ですよね。


ちなみに一度肥満になってしまうとレプチンを受け付ける力が弱くなってしまいます。そうなると悪循環になってしまいますよね。。



一番有名なサイトカイン


高校の教科書にも載っている炎症性サイトカインの働きについて描きましたのでお読みください♪

炎症性サイトカイン

炎症性サイトカインが頑張って情報を伝達することで炎症を起こしているのです。

このような働きをするサイトカインは「TNF-α」「IL-1β」「IL-6」などなどいくつかあるんですよ。なので炎症を起こすサイトカインをまとめて炎症性サイトカインと呼んでいます。

◆マクロファージ
炎症性サイトカインくんのお母さんとして登場してもらったマクロファージさん。「はたらく細胞」より




サイトカインとは?

つまりサイトカインは「情報伝達屋さん」です。教科書的に言うと「情報伝達物質」です。タンパク質でできています。

サイトカインは情報伝達屋さん

最初にも述べましたが、現在数百種類のサイトカインが発見されていて、しかもそれぞれが色んな場所から生まれ、色んな働きをします。

そのため1つの文章でうまくまとめるのは困難となり、教科書の説明が難しくなり、みんなを混乱させています。



語源は?


サイト(cyto)=細胞

カイン(kine)=動作、動かす





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