【マンガで説明😃】マンガンはどんな栄養?働きと特徴について

マンガンって何?

体の中でどんな働きをするの…⁈

漫画家マンガンさんが答えてくれます!


🔶マンガン

マンガン





マンガンとは?

マンガンの紹介

[解説]

マンガンは、「マンガン電池」で有名なマンガンです。

マンガンは人が生きるために必要な栄養素です。

人の体には、成人で12mg程度含まれており、特に骨に多く含まれています。骨以外には髪の毛や肝臓、すい臓、腎臓などに含まれています。   



マンガンの働き

マンガンの働き

[解説]

マンガンには、いくつかの働きがあります。

・骨の発育を促進、骨の強さを維持

・インスリンの合成に関わる

・糖新生に必要な「ピルビン酸カルボキシラーゼ」に使われる

・タンパク質やDNAの合成に関わる

・活性酸素を消去する「スーパーオキシドジシムターゼ」の構成成分になる

・生殖能力の維持

などです。これだけの働きをするのですから、欠乏すれば体調は悪くなります。


欠乏症と中毒

マンガン欠乏症と中毒

[解説]

マンガンは土壌に含まれるミネラルなので、植物性の食品に多く含まれており、動物性の食品には、あまり含まれていません。

一般的な食生活をしていれば、まず欠乏することはないでしょう。


欠乏すると骨の異常、糖尿病、成長異常、生殖能力の低下などを起こします。


食事から多少多めに摂りすぎても、便として排出されますが、粉末の状態のものを多量に吸引すると中毒症状が起こります。

中毒の症状は、激しい咳や痰、頭痛などから始まり、曝露が続くと不眠症や神経症状が現れ、その後パーキンソ症状が起こり、更に言語障害や精神錯乱が起こります。

粉末のマンガンを吸入する機会のある職業は、乾電池の製造やレンガ職人、マンガン鉱石を扱う作業員などです。

また、マンガンを大量に摂れる外国産のサプリメントを、糖尿病の予防のために買って飲んでいる人もいるようですが、危険ですので極端な摂取はやめましょう。


マンガンの特徴まとめ


・穀類、豆類などに多く含まれる

・中毒症状あり

・糖質や脂質の代謝、タンパク質の合成などに関与





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