金属結合って何？

化学アレルギーの人必見！

🔶金属結合

銀のでき方

金属同士が、自由電子の動きによって結合することです。

金属たちは、別に結合したいと思ってるわけではないのですが、自由すぎる自由電子のせいでくっついてしまうのです。

なぜくっつくのかというと、自由電子が動き回ることによりクーロン力(静電気的な引力)が働き、金属同士が引き合ってしまうからです。

金属は、電子殻の外側にある電子を放出しやすい性質があります。

特定の金属間の中で放出された電子は、その中を自由に動き回ることができるようになります。このような電子を自由電子と言います。

金属結合によって生じた結晶を金属結晶と言います。

なので、金属結合で塊になった鉄塊は、金属結晶です。

金属と言えば、光沢があって熱や電気をよく通すものが多いですよね。

なぜそうなるのかと言うと、金属中の自由電子が自由に動き回れるためです。

イオン結晶とは違って、金属結合は形を変えることもできます。

・延性
銅線のように、線状に引き伸ばすことが出来る性質のことを延性(えんせい)と言います。

・展性
アルミ箔のように薄く広げられる性質のことを展性(てんせい)と言います。

関連記事はコチラ
➜ サイトのもくじ【化学】