糖を食べるとどうやって消化吸収されるの?物質をキャラ化して解説!【初心者向け】
私たちは、毎日の食事の中で、主食としてご飯やパン、麺を食べます。
また、おやつとして砂糖がたっぷり入ったおまんじゅうやケーキを食べます。
これらの食品のことを炭水化物と呼んでいますよね。
炭水化物とは、糖質と食物繊維を合わせたもののことの総称をいいます。
今回はご飯を食べた時にどうなっていくのか説明していきますね!
人がご飯を食べる時は、噛んでお米を細かくします。
その時に口から唾液が出てきます。
唾液には、唾液アミラーゼという消化酵素が含まれており、でんぷんを消化してくれます。
デンプンは、アミロースとアミロペクチンの2種類に分けられます。
唾液アミラーゼはデンプンを大ざっぱに分割します。
口の中ではすべてを消化しきれないので、また別の場所で消化することになります。
唾液に含まれるアミラーゼはプチアリンと呼ばれることもあります。
喉を通りすぎます。
食べ物の通り道なので、消化はしません。
胃のグニャグニャと動く運動(蠕動運動、攪拌運動)によって、炭水化物は細かくなりながら、胃液と混ざり合わさります。
胃からは糖を分解する酵素は出ません。
しかし唾液アミラーゼがデンプンと一緒に胃に流れ着き、胃の中で働きます。胃酸の力により分解する力はなくなっていきますが、だいたい30分くらいは胃の中で働いています。
4.小腸で消化・吸収される
小腸は十二指腸、空腸、回腸に分けられます。
十二指腸にはファーター乳頭という器官があり、そこから膵液が分泌されます。
膵液からは膵アミラーゼが出てきます。唾液と同じように大きなデンプンを分割していきます。
空調には細かいヒダがあり、そのヒダに吸い込まれていきます。
数個つながっているグルコースは、微絨毛の膜にある酵素によって更に分解され、グルコースになります。
ここでデンプンだったものを分解する酵素は、マルターゼ(グルコアミラーゼ)、イソマルターゼ(α-限界デキストリナーゼ)、トレハラーゼです。
細い毛細血管へ入っていきます。
小腸の毛細血管は門脈に繋がっています。そして門脈は肝臓へ入ってきます。
肝臓には毛細血管(類洞)が張り巡らされています。
は肝臓の毛細血管に入り込み、その後上に向かって肝静脈、下大静脈、心臓へと進みます。
心臓に入ると、血液の流れは右心房(心臓の一部)→右心室(心臓の一部)→肺動脈→肺→左心房(心臓の一部)→左心室(心臓の一部)→大動脈→全身
という流れで進みます。
皮膚を切ったら血が出るように、血管は体中に張り巡らされているので、グルコースはあらゆるところを走ります。
デンプンは消化されると最終的にグルコースになります。
一方で、最後グルコース以外の糖ができる炭水化物もあります。
それは砂糖に多く含まれるスクロース(ショ糖)や牛乳に多く含まれるラクトース(乳糖)です。
スクロースとラクトースはそれぞれスクラーゼとラクターゼによって小腸の微絨毛膜で分解されます。(マルターゼやイソマルターゼたちがいる場所)
するとそれぞれグルコース、フルクトース、ガラクトースになります。
フルクトースとガラクトースは、デンプンからできたグルコースと同じように吸収され、全身へ流れていきます。
・ご飯などデンプンの多いものを食べると、唾液アミラーゼで分解されます。
・胃の中では糖を分解する酵素は出ませんが、唾液アミラーゼがしばらく胃の中で働きます。
・十二指腸では、膵液に含まれる膵アミラーゼが出て、デンプンの分解物を更に分解します。ここではまだグルコースにはなりません。
・空腸の微絨毛では、細かくなった糖を更に細かくして吸収します。ここでグルコースまで小さくなります。
・グルコースは毛細血管から血管に入り、全身へ流れていきます。
・スクロースやラクトースも小腸の微絨毛で消化され、吸収されます。
NARUTOシリーズ風でした!
唾液アミラーゼ:シカマル(あみあみの下着を身に着けているシーンが多いから→アミラーゼ)
膵アミラーゼ:シカダイ(シカマルの息子だから採用)
ラクターゼ:テマリ(シカマル・シカダイ、それと我愛羅が登場したので、それ繋がり)
スクラーゼ:ヒナタ(なんとなく採用)
マルーゼ:大蛇丸(マルから)
イソマルターゼ・トレハラーゼ:ミツキ(大蛇丸繋がりで)
ガラクトース:我愛羅(ガラから)
また、おやつとして砂糖がたっぷり入ったおまんじゅうやケーキを食べます。
これらの食品のことを炭水化物と呼んでいますよね。
炭水化物とは、糖質と食物繊維を合わせたもののことの総称をいいます。
今回はご飯を食べた時にどうなっていくのか説明していきますね!
🔶糖の消化
デンプンの消化と吸収
1.食べる
人がご飯を食べる時は、噛んでお米を細かくします。
その時に口から唾液が出てきます。
唾液には、唾液アミラーゼという消化酵素が含まれており、でんぷんを消化してくれます。
デンプンは、アミロースとアミロペクチンの2種類に分けられます。
唾液アミラーゼはデンプンを大ざっぱに分割します。
口の中ではすべてを消化しきれないので、また別の場所で消化することになります。
唾液に含まれるアミラーゼはプチアリンと呼ばれることもあります。
2.食道
喉を通りすぎます。
食べ物の通り道なので、消化はしません。
3.胃
胃のグニャグニャと動く運動(蠕動運動、攪拌運動)によって、炭水化物は細かくなりながら、胃液と混ざり合わさります。
胃からは糖を分解する酵素は出ません。
しかし唾液アミラーゼがデンプンと一緒に胃に流れ着き、胃の中で働きます。胃酸の力により分解する力はなくなっていきますが、だいたい30分くらいは胃の中で働いています。
胃でも俺はやれることをやる!
4.小腸で消化・吸収される
小腸は十二指腸、空腸、回腸に分けられます。
4-1.十二指腸
十二指腸にはファーター乳頭という器官があり、そこから膵液が分泌されます。
膵液からは膵アミラーゼが出てきます。唾液と同じように大きなデンプンを分割していきます。
4-2.空腸
空調には細かいヒダがあり、そのヒダに吸い込まれていきます。
数個つながっているグルコースは、微絨毛の膜にある酵素によって更に分解され、グルコースになります。
ここでデンプンだったものを分解する酵素は、マルターゼ(グルコアミラーゼ)、イソマルターゼ(α-限界デキストリナーゼ)、トレハラーゼです。
5.毛細血管へ移動
細い毛細血管へ入っていきます。
6.門脈→肝臓へ
小腸の毛細血管は門脈に繋がっています。そして門脈は肝臓へ入ってきます。
7.肝臓の毛細血管→肝静脈→下大静脈→心臓→肺へ
肝臓には毛細血管(類洞)が張り巡らされています。
は肝臓の毛細血管に入り込み、その後上に向かって肝静脈、下大静脈、心臓へと進みます。
心臓に入ると、血液の流れは右心房(心臓の一部)→右心室(心臓の一部)→肺動脈→肺→左心房(心臓の一部)→左心室(心臓の一部)→大動脈→全身
という流れで進みます。
8.全身へ
皮膚を切ったら血が出るように、血管は体中に張り巡らされているので、グルコースはあらゆるところを走ります。
グルコース以外の単糖は?
デンプンは消化されると最終的にグルコースになります。
一方で、最後グルコース以外の糖ができる炭水化物もあります。
それは砂糖に多く含まれるスクロース(ショ糖)や牛乳に多く含まれるラクトース(乳糖)です。
スクロースとラクトースはそれぞれスクラーゼとラクターゼによって小腸の微絨毛膜で分解されます。(マルターゼやイソマルターゼたちがいる場所)
するとそれぞれグルコース、フルクトース、ガラクトースになります。
フルクトースとガラクトースは、デンプンからできたグルコースと同じように吸収され、全身へ流れていきます。
まとめ
・ご飯などデンプンの多いものを食べると、唾液アミラーゼで分解されます。
・胃の中では糖を分解する酵素は出ませんが、唾液アミラーゼがしばらく胃の中で働きます。
・十二指腸では、膵液に含まれる膵アミラーゼが出て、デンプンの分解物を更に分解します。ここではまだグルコースにはなりません。
・空腸の微絨毛では、細かくなった糖を更に細かくして吸収します。ここでグルコースまで小さくなります。
・グルコースは毛細血管から血管に入り、全身へ流れていきます。
・スクロースやラクトースも小腸の微絨毛で消化され、吸収されます。
●今回出てきたキャラの元ネタ
NARUTOシリーズ風でした!
唾液アミラーゼ:シカマル(あみあみの下着を身に着けているシーンが多いから→アミラーゼ)
膵アミラーゼ:シカダイ(シカマルの息子だから採用)
ラクターゼ:テマリ(シカマル・シカダイ、それと我愛羅が登場したので、それ繋がり)
スクラーゼ:ヒナタ(なんとなく採用)
マルーゼ:大蛇丸(マルから)
イソマルターゼ・トレハラーゼ:ミツキ(大蛇丸繋がりで)
ガラクトース:我愛羅(ガラから)