ウコンは意味がない?肝臓の調子を良くする食材ベスト15選まとめ!!
ついついお酒を飲みすぎる日が続いている…!
そんな時は、もしかしたら、あなたの肝臓は疲弊しているかもしれません!!!
肝臓が使い物にならなくなると、将来お酒を飲めない体質になるかもしれませんよ。
お酒を飲まない人でも、健康診断で肝臓の検査結果の数値が悪くなることがあります。
そんな時は、肝臓をいたわってあげる食べ物を食べましょう。
今回は肝臓に良い栄養素を豊富に含む食べ物をまとめてみました!
また、ウコンドリンクの効能について調べてみたところ、衝撃の事実が発覚!!😨

【栄養素】
脂肪肝、GOT、GPT値の低下、肝がんを予防してくれるトリプシンインヒビターやビタミンB2、肝機能向上してくれるムチン、脂肪の代謝をたすけるサポニンやイソフラボンが豊富に含まれています。
【食べる量の目安】
1日1パック

【栄養素】
脂肪肝、GOT、GPT値の低下、肝がんを予防してくれるトリプシンインヒビター、肝機能を高めるメチオニン、脂肪の代謝をたすけるサポニンやイソフラボンが豊富に含まれています。
【食べる量の目安】
1日にみそ汁1杯分程度(食べ過ぎは塩分の摂り過ぎにつながる)

【栄養素】
抗酸化作用のあるγ-オリザノールや、代謝を助けるビタミンB1が豊富に含まれています。
【食べる量の目安】
毎日の白ご飯を玄米に変える
【栄養素】
肝臓を保護するビタミンB群、抗酸化作用のあるビタミンA、Eが豊富に含まれています。
【食べる量の目安】
1日2分の1本

【栄養素】
肝臓の細胞を活性化し、肝臓の炎症を防ぐレシチンや、肝臓の毒素を排出するメチオニンが豊富に含まれています。
【食べる量の目安】
1日1個

【栄養素】
肝臓の余分な脂肪を代謝するビタミンUや、有害な物質を分解するグルコシノレートが豊富に含まれています。
(※このままでは吸収されにくい。お酢の入ったドレッシングなどと一緒に摂ると効果的)
【食べる量の目安】
2日に1回一日100g程度

【栄養素】
炎症した細胞を修復してくれるビタミン、ミネラル、肝臓への脂肪の蓄積を防止する食物繊維や植物性たんぱく質が豊富に含まれています。
【食べる量の目安】
3日に1回100g程度

【栄養素】
抗酸化作用や有害物質の分解を助けるセサミンやビタミンEが豊富に含まれています。
【食べる量の目安】
一日スプーン1杯程度(摂り過ぎは油分の過剰につながる)
すりごまや練りごまを使うと消化・吸収されやすくなります。

【栄養素】
肝臓の調子を整えるクエン酸を効率よく摂ることが出来ます。
【食べる量の目安】
大さじ2程度
※お酢の原液は刺激が強すぎて胃を痛めるので水で薄めたり料理に入れて摂取しましょう。
また、お酢ドリンクは糖分の摂り過ぎにつながるので注意です。

【栄養素】
肝機能を高めるメチオニンが豊富に含まれています。
【食べる量の目安】
毎日少しおかずにかける程度

【栄養素】
肝機能を正常化させ、免疫力をあげ、アルコール代謝を促進するアラニン、脂肪燃焼するオルニチン、細胞を修復するたんぱく質や、亜鉛、ビタミンB2、ビタミンB12が豊富に含まれています。
【食べる量の目安】
週に1回程度(塩を多く使った料理になりがちなになるので、塩分の過剰に注意)

【栄養素】
脂肪肝を予防してくれるベタインや、抗酸化作用のあるカロテノイドが豊富です。
【食べる量の目安】
一日スプーン1杯程度。
そのまま食べてもOKです。シリアルに入れても。

【栄養素】
臓器の炎症を抑えるルテオリンが豊富に含まれています。
【食べる量の目安】
一日5枚程度(食べ過ぎは他の野菜の不足につながる)
【栄養素】
毒素を排出してくれたり、血液循環を改善してくれるシトルリンや、抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富です。
【食べる量の目安】
旬の時期に週に1回くらい、上記の写真のサイズで1日2~3切れ(食べ過ぎは体を冷やすので注意)

【栄養素】
肝臓の調子を整えるクエン酸を多く含んでいます。
【食べる量の目安】
2日に1個(食べすぎは塩分のとりすぎになる)

『ウコンの力』人気ですよね。
私がドラッグストアでアルバイトしていた時、よく売れてました。
私の主人も、飲み会があるときはコンビニでよく同僚と一緒に買うらしいです。
「肝臓にいいらしい」と聞く、ウコンドリンク。
それじゃあ、お酒を飲まない日にも、肝臓の保護のためにウコンドリンクを飲んでもいいの…?という疑問が出てきたので、ちょっと調べてみました。
糖分が豊富ですね。実際に飲んでみたところ、結構甘いです。
特に果糖ブドウ糖という糖分は、糖の粒が小さいため、お米などの糖質よりも血液中に素早く溶け込みます。
すると急激に血糖値が上がります。
急激な血糖値の上昇は、インスリンが過剰に出るので体脂肪を増やします。
なので、どうせ飲むなら顆粒の商品を飲んだ方がいいでしょう。
ということで、顆粒の成分表も探してみました。
この商品は果糖ブドウ糖の代わりに、でんぷんとマルチトールで飲みやすくされています。
でんぷんはおそらくジャガイモからとれた糖質のでんぷんで、マルチトールは人工甘味料です。
その後にも甘味料がいっぱい書かれてますね。
顆粒の食品なのに、どうしてこんなに甘味料を入れる必要があるのでしょうね?やはり飲みやすくするため?
いや、ちょっとまって、1本1.5gあたり、炭水化物1.3gって、商品の87%が炭水化物じゃないですか!!!
もうほとんどでんぷんを飲んでるようなもんですやん…。
そもそも我々消費者が「ウコンの力」を買うのは、ウコンの成分であるクルクミンを摂取するためですよね。
その"クルクミン30mg"を摂取するために、実は炭水化物を1.3g(1300mg)もとらされてるのか…
と思うと、栄養士としてはオススメできなくなってしまいます…。
いや、それ以前に、お金を払ってわざわざクルクミンって摂る必要はあるんでしょうかね…?
私が大学の栄養学科で習ったことは、こんな感じでした。
「クルクミンは、ウコンに含まれる色素成分で、ポリフェノールの一種だが、フラボノイド骨格を持たないので、フラボノイドではない。カレー粉やピラフの色付けに使われる。」
→→色素成分という話だけで、実は肝臓に良いとかっていう話は学んでいないんです。
ということでちょっと調べてみることに。
…なにぃ!?
国立健康・栄養研究所の
2018年4月11日更新の記事を読むと、な、なんと
というようなことが書いてあるではありませんか~~~~。
しかも詳しい情報を読み進めていくと、肝機能障害を発症させたとか、皮膚炎を発症させたとか、、えーーーー。つまり、逆効果?
こんなんじゃ絶対に人に勧められない~~
それどころか、飲もうとしている人がいたら止めちゃうよ~~~。
お酒がウンヌンとかいう話以前の問題でしたね。
営業妨害かな…?
けど、消費者としても知っておくべき事実だと思うので、ここに書いておきます!
詳しく知りたい方はこちらを読んでくださいね→国立健康栄養研究所-クルクミン
ちなみに、『ウコンの力』の公式サイトを見ていくと、どうやらクルクミンのほかに"ビサクロン"という精油成分が400μg(マイクログラム)入っていることも売りにしていることがわかりました。
私は栄養学科で"ビサクロン"というものは習いませんでした。
国立健康・栄養研究所にも、ビサクロンの情報は一切ありません。
最近発見された成分なのでしょうかね?
ちなみにμgは、0.001mgなので、ビサクロンは0.4mg配合ということになります。(なぜ商品の成分表に書いてないの?)
公式サイトには、ビサクロンが二日酔いや肝臓の数値に良さそうな感じの説明が一生懸命記載されてています。
その効能を信じるか信じないかは あなた次第です。
個人的には、確実に安全であることが証明されているものを、食べ物として食べたく思う今日この頃なのでした。
そんな時は、もしかしたら、あなたの肝臓は疲弊しているかもしれません!!!
肝臓が使い物にならなくなると、将来お酒を飲めない体質になるかもしれませんよ。
お酒を飲まない人でも、健康診断で肝臓の検査結果の数値が悪くなることがあります。
そんな時は、肝臓をいたわってあげる食べ物を食べましょう。
今回は肝臓に良い栄養素を豊富に含む食べ物をまとめてみました!
また、ウコンドリンクの効能について調べてみたところ、衝撃の事実が発覚!!😨
🔶肝臓に良い食事
毎日食べたいGOODな食材
納豆

【栄養素】
脂肪肝、GOT、GPT値の低下、肝がんを予防してくれるトリプシンインヒビターやビタミンB2、肝機能向上してくれるムチン、脂肪の代謝をたすけるサポニンやイソフラボンが豊富に含まれています。
【食べる量の目安】
1日1パック
味噌

【栄養素】
脂肪肝、GOT、GPT値の低下、肝がんを予防してくれるトリプシンインヒビター、肝機能を高めるメチオニン、脂肪の代謝をたすけるサポニンやイソフラボンが豊富に含まれています。
【食べる量の目安】
1日にみそ汁1杯分程度(食べ過ぎは塩分の摂り過ぎにつながる)
玄米

【栄養素】
抗酸化作用のあるγ-オリザノールや、代謝を助けるビタミンB1が豊富に含まれています。
【食べる量の目安】
毎日の白ご飯を玄米に変える
にんじん

【栄養素】
肝臓を保護するビタミンB群、抗酸化作用のあるビタミンA、Eが豊富に含まれています。
【食べる量の目安】
1日2分の1本
卵

【栄養素】
肝臓の細胞を活性化し、肝臓の炎症を防ぐレシチンや、肝臓の毒素を排出するメチオニンが豊富に含まれています。
【食べる量の目安】
1日1個
2日に一回は食べたい食材
キャベツ

【栄養素】
肝臓の余分な脂肪を代謝するビタミンUや、有害な物質を分解するグルコシノレートが豊富に含まれています。
(※このままでは吸収されにくい。お酢の入ったドレッシングなどと一緒に摂ると効果的)
【食べる量の目安】
2日に1回一日100g程度
もやし

【栄養素】
炎症した細胞を修復してくれるビタミン、ミネラル、肝臓への脂肪の蓄積を防止する食物繊維や植物性たんぱく質が豊富に含まれています。
【食べる量の目安】
ごま

【栄養素】
抗酸化作用や有害物質の分解を助けるセサミンやビタミンEが豊富に含まれています。
【食べる量の目安】
一日スプーン1杯程度(摂り過ぎは油分の過剰につながる)
すりごまや練りごまを使うと消化・吸収されやすくなります。
お酢

【栄養素】
肝臓の調子を整えるクエン酸を効率よく摂ることが出来ます。
【食べる量の目安】
※お酢の原液は刺激が強すぎて胃を痛めるので水で薄めたり料理に入れて摂取しましょう。
また、お酢ドリンクは糖分の摂り過ぎにつながるので注意です。
かつお節

【栄養素】
肝機能を高めるメチオニンが豊富に含まれています。
【食べる量の目安】
毎日少しおかずにかける程度
3日おきくらいのペースで食べたい食材
しじみ

【栄養素】
肝機能を正常化させ、免疫力をあげ、アルコール代謝を促進するアラニン、脂肪燃焼するオルニチン、細胞を修復するたんぱく質や、亜鉛、ビタミンB2、ビタミンB12が豊富に含まれています。
【食べる量の目安】
週に1回程度(塩を多く使った料理になりがちなになるので、塩分の過剰に注意)
しじみが肝臓に良いというのは、有名ですよね。これは迷信ではなく、上のような栄養学的根拠があります。
でもしじみって、スーパーに売ってない時もありますし、
いちいち殻を洗ったりするのって大変ですよね。
お味噌汁やパスタ、うどんなどのおつゆの中にいれてもgoodです。
「毎週〇曜日は、しじみの日」など決めて、食べるようにしても良いかもしれません。
でもしじみって、スーパーに売ってない時もありますし、
いちいち殻を洗ったりするのって大変ですよね。
お味噌汁やパスタ、うどんなどのおつゆの中にいれてもgoodです。
「毎週〇曜日は、しじみの日」など決めて、食べるようにしても良いかもしれません。
クコの実

【栄養素】
脂肪肝を予防してくれるベタインや、抗酸化作用のあるカロテノイドが豊富です。
【食べる量の目安】
一日スプーン1杯程度。
そのまま食べてもOKです。シリアルに入れても。
しそ

【栄養素】
臓器の炎症を抑えるルテオリンが豊富に含まれています。
【食べる量の目安】
一日5枚程度(食べ過ぎは他の野菜の不足につながる)
スイカ

【栄養素】
毒素を排出してくれたり、血液循環を改善してくれるシトルリンや、抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富です。
【食べる量の目安】
旬の時期に週に1回くらい、上記の写真のサイズで1日2~3切れ(食べ過ぎは体を冷やすので注意)
梅干し

【栄養素】
肝臓の調子を整えるクエン酸を多く含んでいます。
【食べる量の目安】
2日に1個(食べすぎは塩分のとりすぎになる)
いくら肝臓に良い食べ物といっても、
そればかり食べているようだと、今度は栄養バランスが崩れて
他の病気にかかってしまうこともあります。
何事もほどほどです。
極端にとりすぎないようにしながら意識して食べましょう。
そればかり食べているようだと、今度は栄養バランスが崩れて
他の病気にかかってしまうこともあります。
何事もほどほどです。
極端にとりすぎないようにしながら意識して食べましょう。
ちなみにコラム
ウコンドリンクは、お酒を飲まない時に飲んでもOK?

『ウコンの力』人気ですよね。
私がドラッグストアでアルバイトしていた時、よく売れてました。
私の主人も、飲み会があるときはコンビニでよく同僚と一緒に買うらしいです。
「肝臓にいいらしい」と聞く、ウコンドリンク。
それじゃあ、お酒を飲まない日にも、肝臓の保護のためにウコンドリンクを飲んでもいいの…?という疑問が出てきたので、ちょっと調べてみました。
〔ウコンの力 ドリンクの成分〕ハウス公式Webサイトより
果糖ぶどう糖液糖、秋ウコンエキス、食塩/酸味料、増粘多糖類、ウコン色素、香料、甘味料(アセスルファムK、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、ソーマチン)、イノシトール、ナイアシン、環状オリゴ糖、ビタミンB6、ビタミンB1、ビタミンB2、乳化剤
1本(100ml)当たり
エネルギー…20kcal
脂質…0g
食塩相当量…0.09g
ビタミンB2…3.0mg
ナイアシン…14mg
たんぱく質…0g
炭水化物…5.0g
ビタミンB1…3.0mg
ビタミンB6…3.0mg
クルクミン…30mg
リン…3.1mg(分析値)
カリウム…46mg(分析値)
鉄…0.10mg(分析値)
果糖ぶどう糖液糖、秋ウコンエキス、食塩/酸味料、増粘多糖類、ウコン色素、香料、甘味料(アセスルファムK、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、ソーマチン)、イノシトール、ナイアシン、環状オリゴ糖、ビタミンB6、ビタミンB1、ビタミンB2、乳化剤
1本(100ml)当たり
エネルギー…20kcal
脂質…0g
食塩相当量…0.09g
ビタミンB2…3.0mg
ナイアシン…14mg
たんぱく質…0g
炭水化物…5.0g
ビタミンB1…3.0mg
ビタミンB6…3.0mg
クルクミン…30mg
リン…3.1mg(分析値)
カリウム…46mg(分析値)
鉄…0.10mg(分析値)
糖分が豊富ですね。実際に飲んでみたところ、結構甘いです。
特に果糖ブドウ糖という糖分は、糖の粒が小さいため、お米などの糖質よりも血液中に素早く溶け込みます。
すると急激に血糖値が上がります。
急激な血糖値の上昇は、インスリンが過剰に出るので体脂肪を増やします。
なので、どうせ飲むなら顆粒の商品を飲んだ方がいいでしょう。
ということで、顆粒の成分表も探してみました。
〔ウコンの力 顆粒の成分〕ハウス公式Webサイトより
でんぷん、マルチトール、秋ウコンエキス、還元麦芽糖水あめ、食塩/ウコン色素、酸味料、イノシトール、ナイアシン、甘味料(ステビア、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース、ソーマチン)、V.B6、V.B1、V.B2、香料
1本(1.5g)当たり
エネルギー…5.6kcal
脂質…0~0.045g
食塩相当量…0.0095g
VB2…3.0mg
ナイアシン…14mg
たんぱく質…0.015~0.060g
炭水化物…1.3g
VB1…3.0mg
VB6…3.0mg
クルクミン30mg
リン1.5mg(分析値)
カリウム20mg(分析値)
鉄0.010mg (分析値)
でんぷん、マルチトール、秋ウコンエキス、還元麦芽糖水あめ、食塩/ウコン色素、酸味料、イノシトール、ナイアシン、甘味料(ステビア、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース、ソーマチン)、V.B6、V.B1、V.B2、香料
1本(1.5g)当たり
エネルギー…5.6kcal
脂質…0~0.045g
食塩相当量…0.0095g
VB2…3.0mg
ナイアシン…14mg
たんぱく質…0.015~0.060g
炭水化物…1.3g
VB1…3.0mg
VB6…3.0mg
クルクミン30mg
リン1.5mg(分析値)
カリウム20mg(分析値)
鉄0.010mg (分析値)
この商品は果糖ブドウ糖の代わりに、でんぷんとマルチトールで飲みやすくされています。
でんぷんはおそらくジャガイモからとれた糖質のでんぷんで、マルチトールは人工甘味料です。
その後にも甘味料がいっぱい書かれてますね。
顆粒の食品なのに、どうしてこんなに甘味料を入れる必要があるのでしょうね?やはり飲みやすくするため?
いや、ちょっとまって、1本1.5gあたり、炭水化物1.3gって、商品の87%が炭水化物じゃないですか!!!
もうほとんどでんぷんを飲んでるようなもんですやん…。
そもそも我々消費者が「ウコンの力」を買うのは、ウコンの成分であるクルクミンを摂取するためですよね。
その"クルクミン30mg"を摂取するために、実は炭水化物を1.3g(1300mg)もとらされてるのか…
と思うと、栄養士としてはオススメできなくなってしまいます…。
いや、それ以前に、お金を払ってわざわざクルクミンって摂る必要はあるんでしょうかね…?
私が大学の栄養学科で習ったことは、こんな感じでした。
「クルクミンは、ウコンに含まれる色素成分で、ポリフェノールの一種だが、フラボノイド骨格を持たないので、フラボノイドではない。カレー粉やピラフの色付けに使われる。」
→→色素成分という話だけで、実は肝臓に良いとかっていう話は学んでいないんです。
ということでちょっと調べてみることに。
…なにぃ!?
国立健康・栄養研究所の
2018年4月11日更新の記事を読むと、な、なんと
「クルクミンが抗酸化作用・肝臓に良いなんていう情報が蔓延してるけど、そんなのヒトに効くっていう根拠なんかどこにもないよ!!!」
というようなことが書いてあるではありませんか~~~~。
しかも詳しい情報を読み進めていくと、肝機能障害を発症させたとか、皮膚炎を発症させたとか、、えーーーー。つまり、逆効果?
こんなんじゃ絶対に人に勧められない~~
それどころか、飲もうとしている人がいたら止めちゃうよ~~~。
お酒がウンヌンとかいう話以前の問題でしたね。
営業妨害かな…?
けど、消費者としても知っておくべき事実だと思うので、ここに書いておきます!
詳しく知りたい方はこちらを読んでくださいね→国立健康栄養研究所-クルクミン
ちなみに、『ウコンの力』の公式サイトを見ていくと、どうやらクルクミンのほかに"ビサクロン"という精油成分が400μg(マイクログラム)入っていることも売りにしていることがわかりました。
私は栄養学科で"ビサクロン"というものは習いませんでした。
国立健康・栄養研究所にも、ビサクロンの情報は一切ありません。
最近発見された成分なのでしょうかね?
ちなみにμgは、0.001mgなので、ビサクロンは0.4mg配合ということになります。(なぜ商品の成分表に書いてないの?)
公式サイトには、ビサクロンが二日酔いや肝臓の数値に良さそうな感じの説明が一生懸命記載されてています。
その効能を信じるか信じないかは あなた次第です。
個人的には、確実に安全であることが証明されているものを、食べ物として食べたく思う今日この頃なのでした。
まとめ
「なんとなく肝臓に良さそうだから」とか、「友達がこれを飲むといいと言ってたから」とかっていう理由で、よくわからないものを買うのはやめましょうね。
栄養のある食品をしっかり、バランスよく食べることが、肝臓のみならず、体全体の健康につながりますので、まずは普段の食事からしっかり元気の源を補給するように心がけましょうね。
「なんとなく肝臓に良さそうだから」とか、「友達がこれを飲むといいと言ってたから」とかっていう理由で、よくわからないものを買うのはやめましょうね。
栄養のある食品をしっかり、バランスよく食べることが、肝臓のみならず、体全体の健康につながりますので、まずは普段の食事からしっかり元気の源を補給するように心がけましょうね。